夏草の誘い(紙ジャケット仕様)

夏草の誘い(紙ジャケット仕様)

Attributes

ReleaseDate : 2011/04/20
NumberOfItems : 1
Format : Limited Edition
Format : SHM-CD
ItemDimensions : 40490560
SeikodoProductCode : WPCR-14099
Type : Unknown
PublicationDate : 2011-04-19
EANListElement : 4943674105373
Manufacturer : ワーナーミュージック・ジャパン
EANList : 4943674105373
Brand : ワーナーミュージックジャパン
Artist : ジョニ・ミッチェル
Label : ワーナーミュージック・ジャパン
Studio : ワーナーミュージック・ジャパン
ProductGroup : Music
FormattedPrice : ¥ 2,571
Publisher : ワーナーミュージック・ジャパン
Language : 英語Unknown
NumberOfDiscs : 1
PackageDimensions : 3156313535
Languages : 英語Unknown
Name : 英語

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Disc 1 / Track

1 - フランスの恋人たち
2 - ジャングル・ライン
3 - イーディスと親玉
4 - 悲しみはともだち
5 - 美しい誘惑者
6 - 夏草の誘い
7 - ボーホー・ダンス
8 - ハリーの家|センターピース
9 - スウィート・バード
10 - シャドウズ・アンド・ライト

都会的なジャズを聴かせるジョニ

前作「マイルズ・オブ・アイルズ」で初期のフォーク/ロック路線を総括したジョニは、本作以降ジャズ路線に転換するが、本作はその第1作となった作品。その次の、ジャコ・パストリアス等を起用してよりジャズ路線を深化させた「逃避行」以降の作品群と初期のフォーク/ロック時代の作品群に挟まれて、本作はその位置づけが難しいが、買って損をすることはない傑作である。ここでジョニが聴かせる曲は都会的なクールさに彩られたジャジーな曲が多く、今聞いても古さを感じさせない秀逸な曲ばかり(1曲目のような素敵なポップスの例外もあるが)。ジャケットはジョニ自身が描いたもので、現代文明の象徴の摩天楼と大蛇(?)を持つアフリカ人(?)に象徴されるプリミティブさを対比させており、2曲目を予告するかのようだ。スタジオ・ワークを駆使したクリアで斬新な音作りで、摩天楼に合うクールなジャズの世界を展開する本作は、ワン・アンド・オンリーの本作限りの超名盤と言ってよいだろう。付言すると、最後の曲は「シャドウズ・アンド・ライト」。この曲はジャズ時代を通じて様々に味付けされていきますが、オリジナルは本作のもの。この名曲が聴けるだけでも本作は価値があると考える。
本作は紙ジャケで持っておきたい作品だ。

前衛的な響きも散見される傑作! ヴィクター・フェルドマンが意外と肝

 いわゆるJAZZ時代の前半はクルセイダーズ、後半はウエザーリポート陣営がバックアップしていたわけだが、本作を聴いてあらためて感じたのは、ジャコ・パストリアスの存在感。彼がいるかいないかで、まるで音楽の質が変わってしまっているかのようだ。
 たとえば、本作収録の「パリの自由人」、私は長年、「シャドウズ・アンド・ライト」のライブ・ヴァージョンで親しんでいたが、今回の紙ジャケ再発ではじめてオリジナルの演奏を聴き、ジャコのベースが鳴っているかどうかでまるで感触が違うことに驚いた。本作ではほとんどマックス・ベネットがベースを弾いており、もちろん彼のベースも凄いが、やはり、ジョーニにはジャコのフレットレス・エレベーが一番お似合いのようだ。
 と書いても、別に本作を貶める意図は全くなく、むしろ、傑作の誉れが高くチャートアクションも良かった前作「コート・アンド・スパーク」より、私は、本作の方が良い出来と感じた。解説を読むと、本作は発売当時評判が悪かったそうで、ジョーニ本人の弁を参考にすると歌詞にもんだいがあったようだが、英語がわからない私には、そんなこと全く気にならない。
 アフリカのブルンディドラムを大胆に導入した2曲目等、随所にアヴァンギャルドな試みがあり、「ドンファン」とはまた違った実験精神がスリリングだ。
 音楽的には、ジャズ古株のヴィクター・フェルドマンの全面参加が、意外とキモなのではないか、と感じた。あまり評価する人は居ないが、彼は凄い人です。マイルス・デイビスが、1963年に、ハービー・ハンコックのかわりに彼をレギュラー・ピアニストに抜擢していたら、どうなっていたことでせう...(「天国への七つの階段」で二人を使い分けていた)
 ラストの「シャドウズ・アンド・ライト」はジョーニが「一人シンガーズ・アンリミテッド」してて、鳥肌ものです。また、蛇足ながらジャケットのセンスもさすがです。
 なお、今回のリイシューに関して苦情二件。
 内袋をつけたりジャケのデコボコを復元するのも結構だが、ジャケットの紙質を厚くしてほしかった。
 各トラックごとにメンバー表を、大きな活字でライナーに採録して欲しかった。ジャケットは縮小されているので極めて見ずらいです。
逃避行
Blue
ドンファンのじゃじゃ馬娘
レディズ・オブ・ザ・キャニオン