Ready For Freddie (Rudy Van Gelder Remaster Edition)

Ready For Freddie (Rudy Van Gelder Remaster Edition)

Attributes

ReleaseDate : 2004/04/01
Publisher : Blue Note Records
Genre : jazz-music
Label : Blue Note Records
Studio : Blue Note Records
ProductGroup : Digital Music Album
PublicationDate : 2004-01-01
Manufacturer : Blue Note Records

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間違いない、これは超名盤だ

フレディ・ハバードは「あなたにとってのお気に入りの作品は?」というインタビュアーの質問に答えて、こう答えたと言う。「『レディ・フォー・フレディ』と『レッド・クレイ』かな。自分の思い描いていた人選ができたからね」。BN期の彼のベストのひとつと言われる本作品の魅力は3つある。
一つ、選曲の美しさ。選曲に関して目を引くのは、5曲中3曲を占めるフレディ自身のオリジナルである。彼の代表作である「バードライク」や「クライシス」の初演が収めてあるし、他にもバラード、ショーターのオリジナルと佳曲ぞろいである。
二つ、フレディをはじめとしたプレイヤーの好調なソロ。本作品が録音された61年には、フレディのモード奏法にも磨きがかかり、恐ろしいまでの流暢なソロ・ワークを展開している。
そして三つめは彼本人も曰く、人選にある。ベースのアート・デイヴィスはコルトレーンと共演したことのある実力派だし、マッコイ、エルヴィンはコルトレーンのクァルテットを抜けたばかりで、才気煥発ぶりをいかんなく発揮している。フロントを固めるのはフレディの他にショーターとバーナード・マッキニーであるが、ここで特筆すべきはマッキニーの操るユーフォニウムという楽器についてであろう。
現在では殆ど吹奏楽でしか使用されなくなったこの楽器は、小型のチューバのような形状をしている。通常3管で用いられるトロンボーンに比べて管が太いので、暖かく美しい音色を出すことができる。本セッションにおいてはその深みのある音色を生かした重厚なアンサンブルが楽しめる。
とにかく、本作品の魅力はいくら書いても書き足りないので、このアルバムを買って実際に聞いて感じてください。

新手トーン 甘い

甘いは勿論、甘っちょろいの方ではなくて、優雅の部類に属する方だ。1961年に録音されたフレディ・ハバードのリーダー作。
前年にブルー・ノートから、初登場初リーダー作でデビューした彼、ここでは上り調子の好演を聴くことが出来ます。
また作曲面でも「バードライク」という名曲を書いている。
さて本作を楽しむうえにおいて一番の特徴は、やはりトーンだろう。ハバードみたいな吹き方はありそうでなかった。とても流暢。
音楽面での進化も当然だが、それを認知させるのはあまりしっくりこない。そこはやはりこの後にウェイン・ショーターが同じく
ブルー・ノートのリーダー作で開拓していった一連の流れを聴く方が判りやすい。
とにかく音じゃないか。上述の「バードライク」。ショーターのソロも好演だが、やはりハバードのソロは信じられないくらい
滑らかでメロディアス。甘い香気のおまけつき。やはり彼はフォーマットをいじくる革新者ではなくて、同じ方法論に新しい精神性を
与えることができる革命者だと感じてしまう。
その他のメンバーにトレーンのレギュラー・バンドで活躍したマッコイとエルヴィンが参加しておりこれまた好演だし、
ユーフォニウムという珍しい金管楽器を聴けるのも本作の魅力かもしれない。
興味ある方、またはただ単に滑らかなトランペットを聴きたい方、どうぞ。

ショーターとの初顔合わせ

この時代のフレディは元気いっぱいである。本作は名門ジャズ・メッセンジャーズに参加したばかりで、しかもテナーサックスの雄ウェイン・ショーターとの初顔合わせとなった作品である。(もちろん、すでにジャズ・メッセンジャーズではプレイしていたとは思われるが)サウンド的にはユーフォニュームという珍しい楽器も加えて、独特の雰囲気を醸し出す事に成功している。マッコイ&エルビンというコルトレーン・ファミリーのプレイヤーも参加しているのが見逃せない。
Goin' Up
オープン・セサミ
Tender Feelin's
Hub-Tones