ミラーズ・クロッシング (スペシャル・エディション) [DVD]

ミラーズ・クロッシング (スペシャル・エディション) [DVD]

Attributes

ReleaseDate : 2007/08/25
NumberOfItems : 1
Format : 色
Format : ドルビー
Format : 吹き替え
Format : 限定版
Format : 字幕付き
Format : ワイドスクリーン
SeikodoProductCode : FXBCD-1852
Type : 不明
Manufacturer : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
EANListElement : 4988142571328
RegionCode : 2
EANList : 4988142571328
AspectRatio : 1.78:1
Director : ジョエル・コーエン
Label : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
Studio : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ProductGroup : DVD
FormattedPrice : ¥ 4,180
Publisher : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
Language : 英語不明
Actor : ガブリエル・バーン
NumberOfDiscs : 1
PackageDimensions : 5871018542
Languages : 英語不明
Name : 英語

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おーだにぼーい

この映画は90年代ギャング映画の秀作と位置付けられているらしいが、ことコーエン兄弟の作品に関しては、映画のジャンルとかストーリーとかいうのは2次的な産物のような気がしてならない。見る人によって様々なレビューを与えられることが多い彼らの映画は、デビュー作の『ブラッドシンプル・スリラー』から『ノー・カントリー』まで(『バーン・アフター・リーディング』はまだ見ていないので)、<不確定性原理に振り回される人生>のようなことを一貫して描いているのではないだろうか。
禁酒法時代のアメリカ。街はアイルランド系のボス・レオと、イタリア系のマフィア・キャスパーに勢力2分されていた。レオの手下であるトム・レーガン(ガブリエル・バーン)は、ギャンブル&女が大好き、腕っ節はからっきしだが、唯一頭の回転の良さを買われているチンピラだ。そんなトムにヤラセのネタをばらしているらしいモーホーのバーニー(ジョン・タトゥーロ)暗殺指令がくだるのだが・・・。
バーニーの暗殺未遂がばれそうになり、謀略が見抜かれ殺される寸前まで追い込まれるのだが、そんな時思いもしなかった<不確定性原理>が働き一命をとりとめるトム。レオの女(マーシャ・ゲイ・ハーデン)に引かれながらも、もう一歩が踏み出せない<ハットのない男>は、状況が変るたびにあっちにフラフラ、こっちにフラフラ・・・。日和見主義を絵に描いたような情けなーい奴なのだが、コーエン・ムービーの中では不思議と嫌悪感もわいてこない。
当然女にも三行半をつきつけられ空虚な眼差しで女を見送ることしかできないトムは、口先三寸で<不確定性原理>をを操っているようにも、逆に操られているようにも見える。主義主張にこだわってやたらとマシンガンをぶっぱなすレオやキャスパーよりも、トムの生き方はまやかしに満ちた現代においてむしろリアリティがある。人生なるようにしかならないよ、というのもまた真理なのだ。

おーだにぼーい

なんといってもコーエン作品なので、ステレオタイプのハードボイルドを期待すると拍子抜けするかもしれません。
主人公役のガブリエル・Bは初めてシナリオを読んだ時コメディー映画と勘違いしたそうです。
ストーリーはシンプルですが緻密に構成されており、なおかつコミカル。
あとこの作品には映画史に残ると言っても過言ではない名シーンがあります。
それはギャングのボス、トンプソン・レオが殺し屋達に襲われるシーン。
このシーンには主人公が何故レオに寄り添って生きてきたのか、
彼の何に魅力を感じていたのかがガッツリ描かれています。
よくこの映画は「ゲイ映画」と評される事がありますが、それは主人公とレオの関係、
すなわち映画のテーマをきちんと読みとれていないからだと思います。
コーエンアレルギーでない方は是非一度どぞ。

凄い映画です。

ゴッドファーザーが100点満点だとしたら、
本作は99、9999・・・・・
本作のA・フィニーはゴッドファーザーのM・ブランドレベルの名演!!!!
なぜゴッドファーザーを引き合いに出すか?
映像、メインのキャスト、脇役・・・・・・
全部素晴らしいからです。
かと言ってゴッドファーザーほど物語に大きな展開がある訳ではない・・・・・
やはり監督、役者、スタッフが優れてなければこんな作品にはならないのか。
役者、監督が優れてなくともヒット作が出る今の世では
こんな映画が出てくるわけがない。

ハメットの世界

ハードボイルド作家 ダシール・ハメットの「ガラスの鍵」と「血の収穫」(黒澤の「用心棒」の元ネタでもある)を巧みに折衷したストーリーだが、ガブリエル・バーン扮する賭博師のキャラクターは「ガラスの鍵」の主人公ネド・ボーモンそのもの。まさに文体としてのハードボイルドを映像に移植した、ハメット〜ハードボイルド・ファンも必見の作品。
「ダニーボーイ」をBGMに行われる銃撃戦の美しさはまさに筆舌に尽くしがたい。
コーエン兄弟作品としては「バートン・フィンク」と並ぶ大傑作。
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