歌舞伎名作撰 壇浦兜軍記 阿古屋 [DVD]

歌舞伎名作撰 壇浦兜軍記 阿古屋 [DVD]

Attributes

ReleaseDate : 2007/01/26
NumberOfItems : 1
Platform : Windows
Format : Color
Format : Dolby
Format : Widescreen
SeikodoProductCode : NSDS-10398
Type : Subtitled
Type : Unknown
EANListElement : 4988066153785
Manufacturer : NHKエンタープライズ
RegionCode : 2
EANList : 4988066153785
Brand : Nhk エンタープライズ
AspectRatio : 1.66:1
PackageQuantity : 1
Label : NHKエンタープライズ
Studio : NHKエンタープライズ
ProductGroup : DVD
FormattedPrice : ¥ 5,076
Publisher : NHKエンタープライズ
Language : 日本語Subtitled
Language : 日本語Unknown
Actor : 歌舞伎
NumberOfDiscs : 1
PackageDimensions : 5871018542
Languages : 日本語Subtitled日本語Unknown
Name : 日本語
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大和屋、玉三郎さんの個人的には一番DVD化してもらいたかった芸術です!

坂東玉三郎さんにつきましては、ビデオの他、松竹から舞踊のDVDが6作出ております。藤娘、鷺娘は勿論のこと、楊貴妃なども含まれており、これはこれでとても観たい時にDVDにて鑑賞させていただいております。
しかし、僕が玉三郎さんの「芸」に驚いたのは、勿論の事、上記の日本舞踊も含まれますが…実は今回DVD化された「阿古屋」だったのですね!
何故かと言いますと、ここでの玉三郎さんは阿古屋という役柄を演じながら最近頻繁に使用されている「品格」をまさに、それも言葉や仕草で表現するのではなく…何と「琴」「三味線」そして日本古来の「胡弓」を使ってその深い情感や言葉では表現してはいけない感情をしっかりと音楽にて表現しきっているからであります。
歌舞伎にご興味のあるかたは絶対、それから身体を使って表現する方、或いは音楽を使って表現する方々には是非とも一見していただきたい、そういうDVDです。お薦めします。

女形大役の極め付け

まず、これが貴重な映像であることが最大の魅力です。
大役中の大役なだけに、
待てばそのうち上演されるような演目でもなく、
玉三郎演ずる遊君は籠鶴瓶の兵庫屋・八ツ橋や
助六の三浦屋・揚巻などあり、どれも美しいですが、
この阿古屋が一番気高く凄みのある役目だと思います。
(衣装の見た目の壮麗さは八ツ橋、華やかさは揚巻のような印象ですが)
先に挙げた2演目と違い、外八文字を踏む
迫力のある花魁道中などはありませんが、
そんな道行の段でさえ、静の気迫が強く感じられます。
勘九朗(現・勘三郎)演ずる岩永佐右衛門の
不条理な拷問要請をケラケラと嘲笑する場面。
これは当時傾城とまで言われた遊君の意気地をみれますし、
そこから「いっそ殺して」という浄瑠璃の太夫の歌を合図に、
死を覚悟して身を投げ出す場面は序盤にして最高の見せ場です。
(私は、玉三郎のこの動きがあまりにカッコよく、何度もリピートしました)
この阿古屋は琴・三味線・胡弓の3種の楽器演奏が主軸となり、
口説きなども織り交ぜられていますが、基本的に動感はそれほどない演目です。
もちろん、じっくりと演技も見ながら演奏に耳を傾けるのも楽しいのですが、
3種の演奏をBGM変わりにしていても大変楽しめる作品だと思います。
特に、最後に演奏される胡弓は、阿古屋自身の心情を表わすに十分な、
重厚感のある晴れやかさ、そして優美な時間を楽しむことができます。
勘九朗の岩永佐右衛門のシュールでコミカルな演技が、対照的に面白くもあります。
幕切れも、何かこの後の展開を想起させるようなかたちで、最後まで余すところのない、
素晴らしい映像作品だと思います。

玉三郎の阿古屋が

いまではこの演目を玉三郎しか演ずることが出来ないと言われる名演を見たくて購入しました。次は菊之助か七之助が引き継ぐのかなと思いながら見ています。
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