家族の肖像 デジタル・リマスター 無修正完全版 [DVD]

家族の肖像 デジタル・リマスター 無修正完全版 [DVD]

Attributes

ReleaseDate : 2006/08/26
NumberOfItems : 1
AudioFormat : Mono
Format : Color
Format : Dolby
Format : Widescreen
SeikodoProductCode : KKDS-66
Type : Subtitled
Type : Original Language
EANListElement : 4523215005388
Manufacturer : 紀伊國屋書店
RegionCode : 2
EANList : 4523215005388
Brand : 紀伊國屋書店
AspectRatio : 1.78:1
Director : ルキーノ・ヴィスコンティ
Label : 紀伊國屋書店
Studio : 紀伊國屋書店
ProductGroup : DVD
FormattedPrice : ¥ 5,184
Publisher : 紀伊國屋書店
Language : 日本語Subtitled
Language : 英語Original LanguageMono
Actor : バート・ランカスター
Actor : シルヴァーナ・マンガーノ
Actor : ヘルムート・バーガー
Actor : クラウディア・マルサーニ
NumberOfDiscs : 1
PackageDimensions : 5575618528
Languages : 日本語Subtitled英語Original LanguageMono
Name : 日本語
Name : 英語

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   ローマの豪邸で隠遁生活を送る老教授(バート・ランカスター)。しかし強引なビアンカ夫人(シルヴァーナ・マンガーノ)の差し金で、二階の部屋を彼女の若い愛人コンラッド(ヘルムート・バーガー)に貸すハメになってしまった。やがて同居人の数も増え、お互いがお互いをののしる中、教授の静かな日常は完全に破壊されてしまうが…。
   イタリア映画界の巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督が、自らの死を予見しながら描いたとも思しき自画像的傑作。教授が蒐集しているカンヴァーセーション・ピース(上流社会の家族団欒図)とは真逆に、奇妙な同居人たちの喧噪(けんそう)は現代イタリア社会の縮図でもあり、即ち現代社会によって、教授が苦難の人生の末にようやく掴んだ平和はもろくも崩されていく。そして『山猫』に続いてヴィスコンティ映画の老醜の美学を体現するバート・ランカスターの名演は、そのままヴィスコンティ自身の死を予告し得ているのだ。(増當竜也)

家族の肖像 デジタル・リマスター 無修正完全版 [DVD]

ローマの豪邸で隠遁生活を送る老教授(バート・ランカスター)。しかし強引なビアンカ夫人(シルヴァーナ・マンガーノ)の差し金で、二階の部屋を彼女の若い愛人コンラッド(ヘルムート・バーガー)に貸すハメになってしまった。やがて同居人の数も増え、お互いがお互いをののしる中、教授の静かな日常は完全に破壊されてしまうが…。
イタリア映画界の巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督が、自らの死を予見しながら描いたとも思しき自画像的傑作。教授が蒐集しているカンヴァーセーション・ピース(上流社会の家族団欒図)とは真逆に、奇妙な同居人たちの喧噪(けんそう)は現代イタリア社会の縮図でもあり、即ち現代社会によって、教授が苦難の人生の末にようやく掴んだ平和はもろくも崩されていく。そして『山猫』に続いてヴィスコンティ映画の老醜の美学を体現するバート・ランカスターの名演は、そのままヴィスコンティ自身の死を予告し得ているのだ。(増當竜也)

わが人生とオーバーラップさせて

 この映画は1978年に日本で公開された。当時、わたしは高校生だったが、一見して魅了された。何故それほど感銘を受けるのか、当時はよく分からなかったが、その後30年以上経ち、腑に落ちた。バート・ランカスターの主人公と同じく、人間嫌いの独身生活を続けているわたしにとって、この映画の内容はまさにわたしの現実そのものとなりつつあるのだ。絵画、写真、音楽、文学、映画などを観賞することが生きがいであって、人との交渉など煩わしい限りなのである。主人公は老境に入り、追憶に耽りつつ思い惑う。人間の自由と孤独を重厚かつ格調高いタッチで描いて、間然するところなき出来栄えだ。ヴィスコンティ作品中、ベストフィルムであろう。

BOXにするのはやめて欲しい

「家族の肖像」単独で発売されたら即買うんだけど。他の二本も良かったですが、何度も手元に置いて見直したいという感じまではいかないので・・・。「家族の肖像」1本のために1万5千円出すかと考えると、BOX2同様躊躇します。それが狙いなんだろうけど。「ベニスに死す」なんかも地味な作品群と抱き合わせにされちゃうんだろうか・・・

なんのためのBOXか意味がわかりません

ヴィスコンティを少しでも知っている人であれば、彼が「前期」「中期」「後期」でまったく分野の違う映画を撮っていたことは常識です。
「前期」では彼はリアリズムの作家と言われていましたが、「後期」では侯爵家に生まれた彼本来の貴族的なデカダンスの作家に変身しています。
処女作と「中期」の夏の嵐と「後期」の家族の肖像の組み合わせというのは、
好意に解釈すれば「ヴィスコンティのいろいろなスタイルを知って欲しい」とも取れますが、要は「揺れる大地」を単品で発売しても買う人がいなくてビジネスにならない、ということなのではないですか?
家族の肖像のように「売れた」映画と抱き合わせ商法みたいなことはしないでいただきたい。
この組み合わせの意味が理解できません。
これはBOX2にも言えることですが。

家族の騒音

「ルードウィッヒ」を撮り終えた後、病に倒れたヴィスコンティの復帰第一作目である。老教授の孤独を描いたという点では、ベルイマンの「野いちご」とのいくつかの共通項を発見できる。本作品の中で、人間関係のわずらわしさを嫌い、自分の殻に閉じこもるエゴイストを演じているのが、元祖マッチョマンのバート・ランカスターだ。「山猫」以来のヴィスコンティ作品出演となるバートの演技は、汗臭さがすっかり消え枯山水の趣を漂わせている。
「野いちご」の老教授イーサクは神の許しを得て束の間の幸福を得るが、本作品の教授が迎える結末はもっと残酷でかつ現実的だ。そもそも、許すとか許さないとか言っているうちは、その人の心の中にエゴがまだ残っている証拠であり、静かで平穏な教授の家に押しかけ大騒動を起こす無礼な一家を「家族と思えばいい」と言い切る心境は、もはや悟りの境地に達している。
間貸した部屋を歩き回る靴音や、床や壁をこわす騒音、そして道徳心のかけらもない若者たちがかける音楽も、モーツァルトを聴きながら生きる屍のような生活をしている教授にとっては、久々に生を感じさせてくれる家族のいとなみだったのだ。だからこそ、無礼な金持一家の騒音を聞くたびに、教授の心に懐かしい家族の思い出が蘇ったのだろう。
しかし、人生は皮肉なもの。せっかく自分の胸中を告げたその場所で、血のつながっていない家族は一気に崩壊し、教授の元から立ち去ってしまう。再び訪れた深く残酷な孤独に耐えられる力は、この老教授にはもはや残っていなかったにちがいない。

ルキーノ・ヴィスコンティ DVD-BOX 3枚組 ( 揺れる大地 / 夏の嵐 / 家族の肖像 ) DVD

BOXにする事自体はいいと思うのですが、1本あたりの単価が高くなってもいいから単品売りもして欲しいです。なぜなら「夏の嵐」は単品売りされているので、こちらをすでに買った場合は重複してしまいます。同じものは二つもいりません。

協奏交響曲変ホ長調K.364

 ともかくモーツァルトの哀しみを湛えた協奏交響曲変ホ長調K.364の第2楽章が美しく。あぁ、モーツァルトって、こんなにもセンシティヴな曲を作曲された人だったんだなぁと、映画を見終わったときに思った、18歳。
 イヴァ・ザニッキの『心遥かに』のなんと官能的なことか。
 18歳には、この音楽を持ってくるヴィスコンティという監督の凄さに声も出ず。
 心静かに生きる老紳士(バート・ランカスター)と不躾なシルヴィアーナ・マンガーノの愛人の若者(ヘルムート・バーガー)が音楽談義を通じて心通わせていくシーンが脳裏に焼き付いています。
 しかし、老いゆく者が若者に心を開いても、若者には老人の心は通じることはなく。
 ともかく、10年に一度くらい、ああ見たいと思う映画史上に残る至上の傑作に違いはない。

悲しいけれど仕方がない

本当にものがなしい映画です。
だけど、どうしようもない悲しみにうちひしがれたとしても
世間への接点を絶って、絵の中の人物と会話する生活よりもマシだと
教授は最期に思ったのではないかと。
美しく溌剌とした若者たち、いままでの自分の常識の範囲外の人間と接することにより
教授の閉ざされた堅い魂は、じょじょに解きほぐされていく快感を感じ、同時に、
すでに老いてしまった自分自身への憐憫や焦り、またそれに対する悟り・覚悟を
どうにもならない寂しさで見つめているのです。
個性的な若者たちもとてもステキです。
私がこの映画をはじめてみたのは高校生の頃ですが
どんなにリエッタのようになりたいと願ったことか。無理ですが!
よく言われる、教授=ビスコンティ コンラッド=H・バーガー という話ですが
そういう気持ちを入れて撮ったと思えばそうだし、そうじゃないと思えば違います。
ようするに映画は、監督がどんな思い入れで撮ったにせよ、受け取り手がどう感じるか
それに尽きます。
私は、どうしてかそう思いたくない。
まあ、色々と言われていることもあるけれど。。
とても悲しいけど、繰り返し反芻して観ると何故か心休まる映画です。
音楽もいいです。サントラ、廃盤なんですね。残念。

死の欲動?

人間は互いを制御できないし管理できない、限りがあり永遠ではない・・思いどおりにはならないし傷つくこともある。それらを強制すれば過剰な秩序や管理となり暴力をもたらす。引きこもりの老人は生き生きとした彼等に憧れを抱きながらも、そんな風にはなれないと諦め、退けてしまう。この悲しい話は現代でも人間に様々な形となって現れていることだと思います。ヴィスコンティ晩年の傑作。

ルキノ監督の鎮魂歌!

もうとにかく圧倒されるのみですよ!張りつめた緊張感と高級なムードに!スゴすぎてため息がもれます!脱帽!

さすが、、の一言

ルキノ・ビスコンティの代表作がBOXとなって発売された。
私は特に『揺れる大地海の挿話』がおすすめ。
それを見たあと続けて『夏の嵐』『家族の肖像』をみるきっかけと
なった作品です。
買って損はないと思います。
山猫 [DVD]
地獄に堕ちた勇者ども [DVD]
ベニスに死す [WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション] [DVD]
イノセント ルキーノ・ヴィスコンティ DVD HDマスター