未来世紀ブラジル [DVD]

未来世紀ブラジル [DVD]

Attributes

ReleaseDate : 2004/11/25
NumberOfItems : 1
AudioFormat : PCM
Format : Color
Format : Widescreen
SeikodoProductCode : GNBF-5049
Type : Subtitled
Type : Subtitled
Type : Original Language
EANListElement : 4988102036331
Manufacturer : ジェネオン エンタテインメント
RegionCode : 2
EANList : 4988102036331
Brand : Nbcユニバーサル エンターテイメント
AspectRatio : 1.78:1
Director : テリー・ギリアム
Label : ジェネオン エンタテインメント
Studio : ジェネオン エンタテインメント
ProductGroup : DVD
FormattedPrice : ¥ 2,571
Publisher : ジェネオン エンタテインメント
Language : 日本語Subtitled
Language : 英語Subtitled
Language : 英語Original LanguagePCM
Actor : ジョナサン・プライス
Actor : ロバート・デ・ニーロ
Actor : キム・グレイスト
NumberOfDiscs : 1
PackageDimensions : 5871018542
Languages : 日本語Subtitled英語Subtitled英語Original LanguagePCM
Name : 日本語
Name : 英語
Name : 英語

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   個人情報のすみずみまで管理されている未来社会の中、情報省記録局の小役人サム(ジョナサン・プライス)は、いつも夢の世界に想いをはせることで、息詰まるようなストレスをしのいでいた。そんなある日、同僚が叩きつぶしたハエのせいでインプットのミスが起こり、靴職人のバトルがテロリストのタトル(ロバート・デ・ニーロ)と間違って捕らえられてしまうという事件が発生する…。
   管理社会を痛切に批判した、鬼才テリー・ギリアム監督によるSFファンタジーの傑作。ユニーク極まる未来社会の設定の数々に、ザビア・クガートのサンバ曲「ブラジル」が効果的に融合し、豊潤な映画のイメージとして映えわたる。初公開の折りは、プロデューサー独断による短縮版製作などをめぐっての闘いを記録した『バトル・オブ・ブラジル』が出版されたりと、ギリアム監督の反骨の姿勢も話題となった。(的田也寸志)

未来世紀ブラジル [DVD]

個人情報のすみずみまで管理されている未来社会の中、情報省記録局の小役人サム(ジョナサン・プライス)は、いつも夢の世界に想いをはせることで、息詰まるようなストレスをしのいでいた。そんなある日、同僚が叩きつぶしたハエのせいでインプットのミスが起こり、靴職人のバトルがテロリストのタトル(ロバート・デ・ニーロ)と間違って捕らえられてしまうという事件が発生する…。
管理社会を痛切に批判した、鬼才テリー・ギリアム監督によるSFファンタジーの傑作。ユニーク極まる未来社会の設定の数々に、ザビア・クガートのサンバ曲「ブラジル」が効果的に融合し、豊潤な映画のイメージとして映えわたる。初公開の折りは、プロデューサー独断による短縮版製作などをめぐっての闘いを記録した『バトル・オブ・ブラジル』が出版されたりと、ギリアム監督の反骨の姿勢も話題となった。(的田也寸志)

テリーギリアムの最高傑作

本編とバンデットQ、バロンがギリアムの「夢をテーマにした3部作」といわれている。バンデットQは少年の夢、バロンは老人の夢、本編は三部作二本目にあたる働き盛りの大人の夢になる。
3部作どれも素晴らしい。本編は他の二つに比べ暗く、メッセージ性が強いが、特に見ごたえがある。
今見ると豪華なキャストも完璧、作りこむので有名な美術も一見の価値あり。主題歌のブラジルの使い方もすばらしい。そして特筆すべきは風刺の利いた未来世界だろう。
約20年前のギリアムの未来像を今見返してみると、公開以来資本主義を追及してきた日本やアメリカの文化に少し重なって見えるところがある。
広がる貧富の差。中産階級のための高層団地。人々の環境破壊や産業廃棄物への無関心、技術開発のための開発が施された新製品や整形手術への執着。純愛などは過去の物、恋愛はほとんど「若さと美しさを買える特権階級が対象の商品」と化しているかのよう。
そして、それ自体がテロであるかのような暴力的なテロ対策…
ギリアムの1985年の悪夢はひょっとしたら2004年の資本主義世界を少し誇張しただけのものに過ぎないのかもしれない。
10年程前学生時代に見た時に比べ、寒々とした社会で恋のために突っ走る主人公に、より感情移入し、切なくなってしまった。
アメリカ公開時当初はハッピーエンディングに変えられたらしい話題作。気軽に見れる作品ではないが、重要な一本。重い素材だが珠玉の作品に仕上あがっている。

イメージの濁流にのまれる

 テリー・ギリアムの魅力爆発!
 人間がコンピュータによって管理される全体主義仮想国を、悪夢そのままに再現。予算超過も厭わずこだわりぬいた豪華セットに、モンティ・パイソン時から健在のぞっとするようなブラック・ユーモア、痛烈なラストなど完璧を通り越した領域に達している激作。
 「007」のビル・ゲイツのそっくりさんでおなじみ(?)ジョナサン・プライスがまさにハマり役、ジャック役のマイケル・ペイリンも見事。

驚異のイマジネーション

テリー・ギリアムの驚異的なイマジネーションの世界。未来社会の創造が面白い。テクノロジーよりも、わずらわしさの進化が際立っており、基本的な問題は何も解決されていない。管理社会における徹底管理の元でも誤認逮捕が発生、また管理体制に対する反体制勢力によるテロ活動。人間の自由が存在するのは、タトルに象徴されるように「もぐりの技師」として生きること、体制の隙間にあるのみ。たった一匹の蝿が招くドラマは悲劇的な結末へと向かう。自由と愛を守るための必死な抵抗も虚しく、最後の砦は心の中、精神の自由のみという皮肉な結末。恐ろしくも現実的な未来を創造したテリー・ギリアム、すごいっ!!!

テリー・ギリアム渾身のアイロニー・アッパーカット

 映画に登場するコードのように話がコチャゴチャしていて、一度観ただけでは内容を完全に理解しきれなかった。しかし面白かった。DVDを買ってよかった。観るたびに面白さが増す。
 近未来、どこかの国で起こるブラック・ファンタジー。
情報局員、サム(ジョナサン・プライス)の身に次々と降りかかる現実とも非現実ともつかない出来事たち。これにテロリストのタトル役、デ・ニーロが持ち前のアクの強さで絡む。
タトルがテロリストで、たまたま名前が似ていたバトルが逮捕、処刑されるなど皮肉をタップリ効かせながら物語はエンディングに向けて疾走する。
後半活躍するトラック運転手役ジル(キム・グライスト:天使と二役)のキャラクターも素敵だ。
テリー・ギリアム監督自らが「悪夢」と形容するほどのイメージの氾濫とキックに溺れてしまいそうな作品であった。

どこかで見たような世界

この映画の世界は「ディストピア」ということになるのでしょうか。映画を見て爽快な気分になりたい方にはお勧めできません。市民は利便性を無視した無駄な規則に縛られ、役所は市民の届出をたらいまわしし、役人の汚職・失策とその隠蔽がはびこっているにもかかわらず、大多数の市民はその現実に気づこうとしない。とある極東の島国の現状を思い出させます。絶望的な世界で半ば思い込みの恋愛にしがみつく主人公、陽気なテーマ曲、随所にちりばめられたコミカルな場面、ドギツさと紙一重のビビッドカラーの氾濫、すべてが混ざり合ってとても印象的な映画です。

オーウェルとディック

この映画はジョージ・オーウェルの描く「1984」とフィリップ・K・ディックが描く「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」へのオマージュだろう。描き出される情報統制管理社会は、すでに現在を示している。検察が裁判で99.9%勝利するような、政府の言う事が記者クラブを通じて大本営発表となるような、現状に疑義を唱えられぬ日本そのものを描いているようだ。統制し管理し、そうした権力をチェックしなければならないメディアですら権力の側に荷担する。これらの作品の描き出す社会とは、情報化という名のもとに統制された、自由があたかも存在しているように振る舞う不自由の世界である。自分で考えたつもりになってはいるが、自分で考える事が行われず大政翼賛に傾斜した世界である。私もあなたも、実はここに住んでいるわけだ。寒気がするけど。

空元気な徹底的絶望

不可抗力で奪われるプライバシー・その生活には空元気は有っても本当の元気も希望も無い。全ての膨大な理不尽な疑問に対しておりこうにしていれば生きては行けるだろうが、それなら生きるとは何だろう? 人間の心という繊細で複雑な物・悪もしかし善も内包した大切な物・それはたまたま管理する側に生まれついた人間にも有るはずだが、何が良くて何が悪いと神でも無い同じ人間が何故・どういう基準でそれを決めるのか? 個人の幸せや生きる意味をたたきつぶしてまで守らなければならない全体とは何か? 何から何を守るのか? その全体は膨大な真実をそれぞれ抱えた膨大な人間達で出来ているのに?・・・「トゥルーマンショー」はプライバシーを全く無くした一個人を案外楽しんで見せ物見物している人間共の姿こそが怖かったが、結局主人公は最後、自力で疑問を解き「脱出」した。これよりまだ救われる映画だった。しかしここで描かれている未来は徹底的に絶望だ。中盤からのノリ・デニーロの電気工事やさんがじゃじゃ〜ん!と登場し、観客を安心させ、そしてラストシーンで一気に絶望させる。この明暗の対比は意地悪に効果的だ。この世には始めから希望なんて無いのかも・そんな気分になってしまったが、よく出来た映画だった。

メッサーシュミットを燃やした男、テリー・ギリアム

この映画、純粋に好きです。
やっぱり個人的に、こういうサイバーパンク色もありつつ、ブラックユーモアのある映画が好みなんだなぁ、と実感しています。
なによりビジュアルが好き。
ダクト、監視するアイカメラ、
そしてなんと、本当にメッサーシュミットを燃やしてしまう!
個人的にも大好きな車が登場するので、この映画が好きな理由の一つでもあるんですが、
実際に燃やしちゃう、ってとこが凄い。
作品の内容も、サムのイマジネーションを本当に映像化してしまうところが凄い。
この後、会社と揉めるのは周知の通りですが、
これこそテリー・ギリアムの傑作なのではないでしょうか。
本当に大好きな作品です。

オーウェルの世界

 さすがに今見ると特撮やファッションが古臭いドタバタ・SFコメディーなのだが、描かれている世界観はまさに現代社会の有様を予言していたかのようだ。(例、個人情報をテクノロジーで監理する官僚社会、貧富の格差、爆弾テロ、美容整形熱・・・。)僕らはこの20年間をディストピアの構築のためだけに使ってしまったのだろうかと思うと、うすら寒くなる。
 そして、ラスト・シーンのオチが衝撃的なのだが、ハッピーエンドとアンハッピーエンドを入替えて当初北米公開されたというエピソードが更に衝撃的だ。テリー・ギリアムはこの手の格闘が運命付けられた映画作家なのか、「ロスト・イン・ラマンチャ」のように映画ロケが資金難や戦争で失敗する様を描いたド根性ドキュメンタリーなども残している。この作品を見て、俄然監督に対する興味も湧いてきました。

ブラックな近未来の宴

デニーロファンの僕は彼目的でこの作品を観た。おのず、ギリアム作品を始めてみたことになる。ギリアムの作品は結構好き嫌いが分かれると思うが、この作品は特にそれがはっきり出る作品ではないかと。僕はメチャメチャ好きです。管理社会の恐怖、物理主義を追及する結果の人間性の欠如、便利さの批判。チープな映像も逆にリアリティーがあり、まさにギリアムという映像になっている。救いのないラストもとても効果的。デニーロも最高にかっこいい。しかし、こんな作品どっから出てくるのか。ギリアムとキューブリックは頭ん中を覗いてみたい。
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