歌劇《セビリャの理髪師》全曲 [DVD]

歌劇《セビリャの理髪師》全曲 [DVD]

Attributes

ReleaseDate : 2003/11/21
Format : Color
Format : Limited Edition
SeikodoProductCode : UCBG-9041
Type : Subtitled
EANListElement : 4988005353276
Manufacturer : ユニバーサル ミュージック クラシック
EANList : 4988005353276
AspectRatio : 1.33:1
Artist : ミラノ・スカラ座合唱団
Label : ユニバーサル ミュージック クラシック
Studio : ユニバーサル ミュージック クラシック
ProductGroup : DVD
FormattedPrice : ¥ 3,240
Publisher : ユニバーサル ミュージック クラシック
Language : 日本語Subtitled
Actor : アバド(クラウディオ)
NumberOfDiscs : 1
PictureFormat : Academy Ratio
PackageDimensions : 5871018542
Languages : 日本語Subtitled
Name : 日本語

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Disc 1 / Track

1 - 歌劇「セビリャの理髪師」全曲

お見事、ドイツのフィガロ

オペラ界には、ドイツ・フィガロ(モーツァルト)とイタリア・フィガロ(ロッシーニ)の二人のフィガロがいて、同じキャラクターにもかかわらず、得意歌手がかなり歴然と分かれている(声域も少しずれる)。どちらもイタリア語なのでイタリア人がドイツ・フィガロを歌うことはちょくちょくあるが、逆は非常に少ない。そして、ドイツ・フィガロの第一人者ヘルマン・プライが、縄張りを破ってイタリア・フィガロに挑戦したのがザルツブルク音楽祭。このディスクはそれを踏襲したミラノスカラ座公演の映画化である。
プライの歌唱は、熱心なイタリアオペラファンには違和感が残るものだろう。しかし、その明るく温かみのある声はやはり魅力的で、他には変えがたいものがある。伯爵にあまり位負けしない、友人めいたイメージになっているのが面白い。ルイジ・アルヴァの伯爵、テレサ・ベルガンサのロジーナは十八番中の十八番だけに完璧。特にベルガンサは義父役のダーラより年長なのに最高にチャーミングだ。よく現代の女性オペラ歌手は昔に比べて容姿がレベルアップしたとか言われるが、昔だってこの人とかデラ=カーザだとか、大歌手にしてスタイル含めて美女という人はけっこういたのだ(今は容姿に難のある大歌手が少なくなったということは言えるかも知れない)。
ポネルの演出は例によって機知縦横で、ややわずらわしく感じる人もいるだろうが、楽しく見ることができた。アバドの指揮も後年の再録音などより遥かに締まりと輝きがあって文句なし。ただ、録音がこの時期にしては少し硬い。音・絵別撮りのスタジオ収録なのにどうしたことだろうか。

舞台の方がより面白いけれど……。

81年のスカラ座初来日公演でも見ることが出来たポネルの演出をベースにして、スタジオで撮影したもの。ただ、実際の舞台の演出を殆どそのままスタジオに移行してしまったために、舞台ほどには効果が出ていない場面があったり、或いは、スタジオでは再現できなかった場面があるのが惜しい。ポネルの代表作でもあるこの演出は回り舞台を使用したもので、実際の舞台で見ると絶大な効果があったのだが……。
キャストは有名なアバドのDG旧盤CDとほぼ同じで、アバドの解釈もそのCDと大きな違いはなく、演奏の出来は申し分ない。唯一、オケ・合唱がスカラ座に変更されているが、お陰でオペラ的な興趣がやや増しているのは嬉しい限り。

ラストチャンス!

70年代の収録ということでお世辞にも画像はいいとはいえませんが、音はしっかりしています。舞台収録ではなく映像はセットで撮影されています。なので、初心者には内容がわかりやすいと思います。
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