月光の囁き ディレクターズカット版 [DVD]

月光の囁き ディレクターズカット版 [DVD]

Attributes

ReleaseDate : 2003/08/21
NumberOfItems : 1
AudioFormat : Dolby Digital 2.0 Stereo
Format : Color
Format : Dolby
Format : Widescreen
ItemDimensions : 18
Type : Original Language
SeikodoProductCode : PIBD-7199
EANListElement : 4988102914813
Manufacturer : タキ・コーポレーション
RegionCode : 2
EANList : 4988102914813
Brand : パイオニアldc
AspectRatio : 1.78:1
Director : 塩田明彦
Label : タキ・コーポレーション
Studio : タキ・コーポレーション
ProductGroup : DVD
FormattedPrice : ¥ 5,076
Publisher : タキ・コーポレーション
Language : 日本語Original LanguageDolby Digital 2.0 Stereo
Actor : 水橋研二
Actor : つぐみ
Actor : 草野康太
Actor : 井上晴美
NumberOfDiscs : 1
PackageDimensions : 5871018542
Languages : 日本語Original LanguageDolby Digital 2.0 Stereo
Name : 日本語

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   好意を寄せ合う高校生・拓也と紗月だが、拓也が彼女にフェチ的な欲望を抱いたことが発覚し、その関係はSM的なニュアンスを漂わせていく。
   喜國雅彦の原作を映画化した塩田明彦の監督デビュー作。従来のバージョンでは、拓也の性的嗜好を嫌悪する紗月が、次第に「お前は私の犬」と言い放つほどの加虐性を身につけていくよう描かれていたが、ディレクターズカット版での紗月は、拓也との異常な関係に悩むが姉に「あなたが本当に好きなのは拓也くんだけ」と指摘されるシーンが追加されている。これによって紗月の気持ちが揺れ動きながらも、なお拓也に惹かれていることを自覚する過程が明確になった。『月光の囁き』は一見SM的な物語だが、感情と欲望のアンバランスに戸惑いながらも、なお相手を思ってやまない少年と少女を描いた、純粋恋愛映画なのである。(斉藤守彦)

月光の囁き ディレクターズカット版 [DVD]

好意を寄せ合う高校生・拓也と紗月だが、拓也が彼女にフェチ的な欲望を抱いたことが発覚し、その関係はSM的なニュアンスを漂わせていく。
喜國雅彦の原作を映画化した塩田明彦の監督デビュー作。従来のバージョンでは、拓也の性的嗜好を嫌悪する紗月が、次第に「お前は私の犬」と言い放つほどの加虐性を身につけていくよう描かれていたが、ディレクターズカット版での紗月は、拓也との異常な関係に悩むが姉に「あなたが本当に好きなのは拓也くんだけ」と指摘されるシーンが追加されている。これによって紗月の気持ちが揺れ動きながらも、なお拓也に惹かれていることを自覚する過程が明確になった。『月光の囁き』は一見SM的な物語だが、感情と欲望のアンバランスに戸惑いながらも、なお相手を思ってやまない少年と少女を描いた、純粋恋愛映画なのである。(斉藤守彦)

儚いもの。美しいもの。悲しいもの。でも、きっと幸せになれる。

文学的な美しさが溢れる傑作だと思う。
原作者・喜国氏は「マンガで谷崎潤一郎をやりたかった」と原作のあとがきに記しているらしい。映画を観た後だと、十分に納得。
原作は読んでいないので比較は出来ないけれど、
主演の水橋氏(拓也)とつぐみさん(紗月)の演技に震えた。
何せ後半のふたりは、完全に倒錯した感情を持っている。
下手したら厄介なストーカーと化しそうな拓也だが、紗月を見つめる目は一貫してとても優しい。どんなに虐げられても、とても純粋な思いだから。
一方の紗月は、展開によって少しずつ少しずつ、変容していく。
「恋する普通の女子高生」の顔だったのが、次第に倒錯してゆく自分に気付き、戸惑い、拓也を虐め抜くところではもう完全に「女王様」の顔。
しかしクライマックスではそんな自分の苦しみをぶちまけて、完全に「取り乱す女」。
だがラストシーンでは、「全てを受け入れた聖母のような微笑みの女性」。
・・・セリフの少ないシーンも多いのに、表情と身体の演技力でこの変容を確実に表現しきったつぐみさんは、凄すぎる。
むろん、それを引き出す脚本と演出があってこそなのも言うまでもないけれど。
皆さんあまり触れていませんが、剣道部の先輩・植松さんの存在はかなり大きかったと思う。彼の「一般的な恋愛感覚」と触れたことで、紗月は拓也への思いに気付いたはずだから。
そしてスピッツファンの自分としては、この主題歌『運命の人』はベストマッチだと思います。
爽やかなだけじゃなくて、エロティックで屈折していて 心が切り裂かれるほど切ない歌だから。
   
「愛する」ということと「受け入れる」ということ、そして「運命」というものは全てそれぞれ繋がっているんじゃないか?
・・・そんなことを思った作品。それが自分にとっての『月光の囁き』でした。

好き嫌いがまっぷたつに分かれる作品

彼女の所有物に性愛を感じるMな彼と、そんな彼を蔑みいたぶる事で
彼への愛を感じるSな彼女との、【恋愛映画】。
『黄泉がえり』の塩田明彦監督のデビュー作でもある。
前提としている関係に嫌悪感さえ覚えなければ、傑作です。
あわなければあわないで、それはしょうがないと思う。
ただ一つだけ言えるのは、「美しい作品」であるということです。

穏やかでない秀作

「害虫」と甲乙つけがたい秀作。人間という対象に自分をぶつけていけず、異性の衣服や排泄行為に性的興奮を覚えるフェチ男子校生。それに感情的には反発しながらも、自分の中に潜む嗜虐性にめざめる女子高生。自慰の時代とも言うべき今日、こういう屈折した関係というのは実際あるに違いない。それにこのテーマは、芥川龍之介や谷崎潤一郎をはじめ、文学の世界でも相当取り上げられてきている。自分自身の中にある性的嗜虐性・被虐性をもあぶりだされる思いがして、観た後穏やかならぬ感覚を覚えた。

運命のヒト

原作はあえて見ない。初めて見たときあまりに衝撃的で受け入れがたかった。美しいけどこわかった。でも時期もたって改めて見るとなんて素直な恋愛映画なんだろうと思った。主人公の拓也の願望は周りだけではなく自らも残酷に苦しめるゆがんだ感情。普通の恋愛への理想は誰もが抱く憧れ。好きなときに好きな相手の傍にいられる。それだけでいいと思っていた。かなえばそのゆがんだ願いも消えると・・・でもどうしても消せない、相手に虐められたい。偶然の出来事からそのゆがみを知ってしまった紗月はわたしは普通の恋愛がしたいだけ、異常!変態!と拓也を激しく罵り、自分が傷ついた分だけ拓也も傷つけようとするがそれは互いの想いをよけい募らせる。そのやりきれなさからエスカレートしていく紗月の加虐性。どんなにどんなに酷いことを命じても傍にいられるならとなんでも服従する拓也の自分への強い想いを痛感した紗月は全てを受け入れていく。こんな愛情がほんとの愛情なのだろう。運命というのだろう。この作品に出会えてよかったと思う。

とても綺麗

初めてこの作品を観た時には、なんだか笑えるシーンもあったり、つぐみさんの迫真の演技に圧倒されたり、スピッツの曲が謎だったりして、つかみ所が解かりづらかった。
ですが、一回目より二回目、二回目よりも三回目と観るたびに、純粋な愛情や心情が読み取れ、作品のすばらしさが伝わってきました。
ラストシーンがすばらしく綺麗で感動します。
水橋君・つぐみさんも良かったし。
何度も観て欲しい作品です!

若いから傷つけあうんだよね

塩田監督のデビュー作にして大傑作。
「私はもっと大切なものあんたにあげたはずや!」
お互いに好きなのに、高校生のふたりは傷つけあってしまう。
それは彼氏がちょっと変態だったから。
ヒロインが姉と話すシーンが復活して、劇場版より3分長い
ディレクターズカット版。
他に特典として、監督、主演のふたり、原作の喜国さん、
4人の座談会も収録されていてお買得。

対称性・運命・眼帯

まず、はじめに目指されるのは、「普通の17歳の恋」だ。そこでは視線の高さは正しく同じであり、愛は対等に交換される。同じ事で泣いたり笑ったりする。
だが、この目標は早々に挫折する。なぜなら、そうした対称的な愛とはつねに、何かを隠蔽して建設されるものであり、したがって退屈なものであるからだ。今回、隠蔽されていたのは少年のインモラルな性癖であり、その露見と同時に、対称的な愛(あるいはその偽装)は終わる。
代わって舞台にあがるのは、「主人と犬」という、驚くべき非対称的な関係である。ここで、視線の水平軸は回復不能なほど決定的にずれ、以後、少女はつねに少年を見下ろし、少年はつねに少女を見上げることになる。少女も少年も、このサド-マゾ的非対称性からそれぞれ快楽を引き出すが、事態は必然的に破滅へと傾斜してしまう。つまり、どちらかの死という破滅だ。
さいわいにも、今回は破滅は回避される。かくして破滅の危機を通過した二人が到達するのは、まさに新たな対称性の境地だ。彼らは映画の結末において、それぞれ左右逆の目に眼帯を装着した、正しい鏡像対称となるのだ。それは、美しく醜い次なる愛の境地である。
おそらく愛とは、関係の苛酷な非対称性のさなかに、ありえない対称性が懐胎する、その瞬間にこそ宣言されるべきものであるに違いない。さらには運命とやらもまた、同じ瞬間に宣言されるべきものであるのかもしれない。
だから、映画のエンドロールに流れるのがスピッツ『運命の人』であるということは、真剣に受けとめられなければならないだろう。
そしてラストシーン、少女と少年の視線は、同じ高さにある。

えがったえがった。

屈折した少年心理が表現されている。観ている間になんだかすごくどろどろとした気分になりしかし最後にスピッツの曲が流れるころにはからっと快晴になっている。青春の実態の一つとしてとてもいいと思う。こんな関係も悪くない・・・のか??

微妙…

最初に言っておくと、私は原作ファンです(が、特別、喜国ファンではないです)。
う〜ん。映画版は原作から離れた後半が面白かったです♪
特に林の中のシーンには心打たれますね。受験を考え直す電話の辺りから植松に感情が入ってしまったからね。
植松の怒り交じりの混乱が、原作とは違った形の表現になっていて、映画の設定に合ってたと思う。
原作の拓也には感情移入できるんですが…映画はちょっとなあ。付き合う前のフェチ部分の演出がもっと欲しかった。いや、もう一つだけでいいから、水道の元栓止めるエピソードが欲しかった。
「あの事件」も「脇構え」もないし、「北原父は道場やってないっぽい」し、「マルケンはただの端役になってる」し。「勃ったのか勃たなかったのかがウヤムヤになってる」し…。
どうせ設定を変えてしまったのなら、原作の台詞を中途半端に入れない方が良かったんじゃないのかなあ…。原作を知っていると、前半はダメダメです(台詞が同じでも、意味会いが変わってしまってるのがイタイ)。
てことで
前半=★
後半=★★★★
平均で★★強ってトコです。

最高傑作!!!!!

僕はこの映画をCSの映画チャンネルで見ました。
もちろん本作はSM的でありフェチズムをテーマにしているが、決して直接的ではなく、あくまで間接的、精神的に描いているところが良い。
すごく陰鬱で怖いと思いながら見ていたが、1番怖かったのは最後に流れるスピッツの運命の人という曲だった。なぜこの映画にスピッツ?
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