ディンゴ [DVD]

ディンゴ [DVD]

Attributes

ReleaseDate : 2001/09/21
NumberOfItems : 1
AudioFormat : Dolby Digital 2.0 Stereo
Format : Color
Format : Dolby
SeikodoProductCode : PIBF-7222
Type : Subtitled
Type : Original Language
Manufacturer : パイオニアLDC
EANListElement : 4988102643317
RegionCode : 2
EANList : 4988102643317
AspectRatio : 1.33:1
Director : ロルフ・デ・ヘール
Label : パイオニアLDC
Studio : パイオニアLDC
ProductGroup : DVD
Publisher : パイオニアLDC
Language : 日本語Subtitled
Language : 英語Original LanguageDolby Digital 2.0 Stereo
Actor : マイルス・デイヴィス
Actor : コリン・フリールズ
Actor : ベルナデット・ラフォン
Actor : ジョー・ペトルッツィ
Actor : ブリジット・カティヨン
NumberOfDiscs : 1
PictureFormat : Academy Ratio
PackageDimensions : 5871018542
Languages : 日本語Subtitled英語Original LanguageDolby Digital 2.0 Stereo
Name : 日本語
Name : 英語

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即興演奏のスリルを体験できる

マイルス・デイヴィスが亡くなる直前に出演した作品という意味で価値の高い作品である。出演シーンはそれほど多くないが、そのド派手な衣装は必見!爆笑してしまうけど、やっぱカッコイイ。映画としてみても非常に良くデキた作品なのでここにおすすめします。
幼少の頃にマイルス演じる伝説のトランペッターを目の当たりにした主人公は、現在、野犬(ディンゴ)狩りの傍ら、場末のバーでトランペットを吹くという、冷や飯食いの日々。妻子に恵まれ幸せな境遇にあるが、やはりジャズに理解のある本場にいって己のワザを披露したいという欲求は抑えきれず、オーストラリアのど田舎からマイルスの住むパリへと出向く。しかし少年の頃みた憧れのマイルスも今ではライヴへの情熱も失せ隠遁中。それでもひたむきにジャズに取り組む主人公に感化され、マイルスは次第に初心を取り戻していく。
圧巻は飛び入り参加のライヴ・シーン。あの緊張感がたまらない。ミュージシャンでないボクは「ああ、ライヴで演奏するってこんな感じなのか」と主人公に同化しながらドキドキして見入っていた。マイルスとの共演も見せ場。「プワー」というクールな一吹きで場の雰囲気を一変させてしまう御大の存在感はさすがというより鳥肌モノ。二人のセッションは感動的で、満場の拍手喝采に包まれて、観ているこちらまでが本人ごとのように嬉しくなる至福の音楽映画である。

マイルスは何時の時代も格好いい

星4つなのは、映画をスタンダードサイズにトリミングした事。他には言う事無し。マイルスがミュージシャン役を演じているが、演奏シーンはまさにマイルスその人と感じさせてくれる。ミッシェル・ルグランのアレンジも嘗ての「ルグラン・ジャズ」をさらに洗練されたマイルス・トーンに仕上げてくれました。映画としての評価は置いて(置いちゃうのか?)、マイルスファンは、彼の元気な勇士を見せてくれるだけでも買いでしょう。設定は、1969年に主人公が少年時代に、着陸した旅客機から降り立つマイルス演ずる「ビリー・クロス」というトランペッターが即興で演奏するジャズに初めて出会い、その貴重な体験が彼の人生にトランペッターの道を開く所から始まる。1969年といえば、マイルスが「ビッチズ・ブリュー」を録音した時期であるが、よりストレート・アヘッドなジャズ(マイルスのミュート・トランペット中心でエコーが深い)にせざるを得なかったのだろう。20年後、主人公は、パリへ行き、念願の「ビリー・クロス」に再会する。そして、とあるジャズ・カフェへ飛び入りし、しかも「ビリー・クロス」も共演するという夢を果たす。しかし、ビリーは主人公に「自分の音楽をやるべきだ」と示唆し、帰郷する、という話しである。マイルスの出演シーンは少ないが、そのセリフは、マイルス本人のメッセージと感じられる部分が多く、演技とは感じられぬ自然さが素晴らしい。1年後にマイルスは天に召されてしまうが、マイルスといえば、気難しい人という評判が高いが、「ビリー・クロス」は、終始、優しく、言葉少なめ(マイルスらしい)で、紳士である。実は、マイルス本人の姿を具現化したのではないだろうか?寡黙なのは、繊細でナイーブな証拠、少ない言葉は、聴き手に誤解を生みやすい。そのため、「気難しい」というレッテルを貼られているが、この映画は、マイルスがファンに遺したメッセージではないかと感じる。上記のセリフには、「自分にしか出来ない事をやる事こそ、生きる意味がある」というマイルス自身が実行した事であり、多くの人へのメッセージととるのは、深読みでしょうか?

存在感あるマイルス

1969年、日本ツアーの帰途、オーストラリアの田舎にマイルスを乗せた飛行機が不時着。村人たちが集まる中のマイルスの登場の仕方がすごい。なぜなら飛行機の胴体が徐々にウイーンと開いていって、マイルスがトランペット演奏しながら登場するのですから。さすがマイルスは違うわいと思いました。不時着したら普通のミュージシャンはライブやりながら登場したりしませんもの。
 またパリでマイルスが自分の高級車を運転して事故ってしまうが、すこしもあわてず、「この近くに若いときに出演したジャズクラブがある」と同乗の主人公を誘って、車をほったらかしにしてそのままジャズクラブに直行して飛び入りライブを行うなど、並の人間とは違う設定になっています。この場面の後はじまるマイルスの演奏シーンは何回見ても気分爽快です。とても死の前年の演奏とは思えません。

ジャズファンではないけれど

オーストラリアの奥地に住む主人公が、幼きころに偶然マイルスのトランペットを聞いたのがきっかけで、トランペットにのめり込んでいく。そして数十年後に幼きころのからの夢を実現すべくパリへと旅立つ。パリのクラブでのセッションはドキドキしながら観た。ラストシーンもちょっといい感じだ。同じトランペットでもマイルスが吹くと何で音が違うのかね。