シャウト+7

シャウト+7

Attributes

ReleaseDate : 2001/07/25
NumberOfItems : 1
Artist : ティアーズ・フォー・フィアーズ
Label : ユニバーサル インターナショナル
Studio : ユニバーサル インターナショナル
SeikodoProductCode : UICY-3190
ProductGroup : Music
PublicationDate : 2001-07-24
EANListElement : 4988005276544
Manufacturer : ユニバーサル インターナショナル
Publisher : ユニバーサル インターナショナル
EANList : 4988005276544
NumberOfDiscs : 1
PackageDimensions : 5455518497
Brand : ユニバーサル

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Disc 1 / Track

1 - シャウト
2 - ザ・ワーキング・アワー
3 - ルール・ザ・ワールド
4 - マザーズ・トーク
5 - アイ・ビリーヴ
6 - ブロークン
7 - ヘッド・オーヴァー・ヒールズ|ブロークン (ライヴ・ヴァージョン)
8 - リスン
9 - ザ・ビッグ・チェアー (ボーナス・トラック)
10 - エンパイア・ビルディング (ボーナス・トラック)
11 - マローダーズ (ボーナス・トラック)
12 - ブロークン・リヴィジテッド (ボーナス・トラック)
13 - コンフリクト (ボーナス・トラック)
14 - マザーズ・トーク (U.S.リミックス) (ボーナス・トラック)
15 - シャウト (U.S.リミックス) (ボーナス・トラック)

アルバムの見事な統一感

 これは、デビュー作「ザ・ハーティング」に続く2ndアルバムで、何と言っても最近CMでも使用されている全米No.1ヒット「シャウト」「ルール・ザ・ワールド」が素晴らしい(ヴォーカルがチェンジするのも曲に合っている)。また、静かな「アイ・ビリーブ」においては、どこかに心の燃焼を感じさせるものがあります。
 不思議なことに、当初のアルバムにおいては(1~8の曲)については曲想も全く異なり、後半にはライヴ演奏も入ってくるのですが、全体的に大きな流れがあって大きな組曲のような印象があります。それほどにアルバムとして絶対的な統一感がありました。この頃のローランドの作る曲は素晴らしいものがあり、その後、TFFが解散してしまったのが随分惜しまれるのですが、やっぱりヴォーカルの二人が幼なじみという関係は、お互い意地を張ってしまうのかも知れません。
 残念なのは、CD化で追加されたトラック(9~15)にどうしても違和感がつきまとうということです。シングル曲のB面であったり(知らない曲でした)、別バージョンだったりで、決して駄作の追加ではないと思うし、彼らの貴重な演奏であると思うのですが、当初アルバムがあまりに統一されていたため、安易な追加トラックにはつらい面があるように感じました。でもこれは仕方ないことですね。

孤独が産み出す自己の世界

Tears For Fears (以下TFF)が創り出す音楽には独特の余韻が在る。誰も居ない夜の廊下で何処までも自分を追いかける足音。胸の闇を貫くように響き渡るドアの音。音の狭間での静寂の中、感じざるを得ない「孤独」。そしてその「孤独」こそが何にも飾られない「自己」を認識させる。
 情報と言う名のノイズに囲まれ、ヒット曲ですら音符を重ねたに過ぎない現代において、静寂を感じさせてくれる数少ないアルバムです。セールス目的のヒット曲「ルール・ザ・ワールド」(TFF自らアルバムにしぶしぶ入れたと証言)ではなくそれ以外の曲を夜一人で聞いてください。シングルB面中心の「+7」も同様に貴方を回顧させてくれます。

次作で露呈される才能への序章...

いつどこのレビューや書き込みを見てもこのアルバムがTFFの「最高傑作」と書いてあります。
確かに”ヒットした”という観点からはこのアルバムでしょう。
2曲の全米No.1シングル、アルバムもNo.1。全世界的に彼らの名を知らしめた名盤です。
2曲目「ワーキング・アワー」の奥深さ。B面になるとコンセプチュアルな楽曲群が並ぶ器用な流れetc...
実はかなり計算され練り上げられた1枚の「アルバム」であることに後々気付かされました。
そして次作でTFFは、80年代UKロック・アルバムの”最高傑作”を遂に生み出すことになるのです。

いつ聞いても新鮮

年代を超えても良い物は良い。いつ聞いても新鮮。
ある時ひょんと、無性に聴きたくなる、そういうアルバムです。
こういう存在って少ないですよね。
The Seeds of Love
Hurting
Everbody Loves a Happy Ending
Hunting High & Low