In the Wake of Poseidon, 30th Anniversary Edition

In the Wake of Poseidon, 30th Anniversary Edition

Attributes

ReleaseDate : 2000/04/07
NumberOfItems : 1
Format : Original recording remastered
Format : Import
Type : Published
Type : Unknown
PublicationDate : 2000-04-18
Manufacturer : Virgin
EANListElement : 0724384406622
UPCListElement : 724384406622
EANList : 0724384406622
PackageQuantity : 1
Artist : King Crimson
Label : Virgin
PartNumber : 724384406622
Studio : Virgin
ProductGroup : Music
MPN : 724384406622
Publisher : Virgin
Language : 英語Published
Language : 英語Unknown
NumberOfDiscs : 1
UPCList : 724384406622
PackageDimensions : 3955122488
UPC : 724384406622
Languages : 英語Published英語Unknown
Name : 英語
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Disc 1 / Track

1 - Peace (a beginning)
2 - Pictures of a city (including 42nd at treadmill)
3 - Cadence and cascade
4 - In the wake of Poseidon (including Libra's theme)
5 - Peace (a theme)
6 - Cat food
7 - Devil's triangle (Merday morn)
8 - Peace (an end)

ポセイドンの跡を追って

日本でのタイトル訳は「ポセイドンの目覚め」だが、本来の意味は「ポセイドンの跡を追って」の方が正しいかもしれないと思ったりする。
このアルバムを 1stに比べて格段に落ちる、と表する向きはおそらくリアルタイムでこのアルバムを聴いた方ではあるまい。日本でリリースされてから、評論家達の評は殆ど全て「内容は1stより落ちる」という主旨のものが多く、90年代に入ってロバートがあの手この手でクリムゾンの遺産を捏ねまわして錬金術師になろうとしていた時期の手管として、ゴードンのVoを差し替えたとか、メンバーの誰と誰が仲が悪かったとかそんな瑣末なことが繰り返し特集で取り上げられてきた。従順で、データ集めの好きで真面目な日本のロック勉強家 兼 リスナー達はそれを鵜呑みにしてきたのかもしれない。
このアルバムの音は、既にキング・クリムゾンが叙情派から脱皮し始めた予兆を示す。叙情という「隠れ蓑」はアイランドでも使用されるが、この2ndではもっと純粋である。Bassはジャイルズ独特の味として Jazz likeで流麗な雰囲気を醸し出している。兄貴のドラムスのはずむ躍動感と相まって このアルバムが重苦しくなるのを阻んでいる。
日本でクリムゾンのアルバムで最初にリリースされたのは「リザード」1971年春、その後 宮殿が同年6月、ポセイドンが8月、と立て続けにリリースされた。確か、ワーナーの"花をつまんだ"「Rock Age」シリーズでポセイドンとマクドナルド&ジャイルズは同時に発売されたと思う。
これらの一連のアルバムの中で、ポセイドンは独特の印象を放っていた。ティペットの点描的なピアノも含め 全体的にはクールなJazzの匂いがところどころ漂い、「冷たい街の情景」ではドスの効いた不気味な迫力、「平和」では恐ろしい狂乱の前の不気味な静まり、「ポセイドンの目覚め」では悲嘆と達観を強く感じさせる美、「デビルズ・トライアングル」では文字通り、混沌と内に潜む凶暴性をキャンバスに直線を用いて描いた複雑な色彩模様のように感じられた。
このアルバムは、21世紀に入った今、クリムゾンの歴史がどうの、という論説めいたものとは関係なく、独立したひとつの作品として聴かれるべきだと思う。アルバムの背景には、ヴェトナム戦争と世界を覆う重く黒い雲があった。1970~1971頃の「時代」は重かったのだ。このアルバムには デジタル、というプラスティックでできた食べ物のような味ではない、「重い時代」の味がする。又 それは1960年代末期の1stとは明らかに違う味でもある。

困ったときの二番煎じ

ファーストアルバム「クリムゾンの宮殿」から受けた衝撃との落差はあまりにも
大きく、2枚目のアルバムとして当時「宮殿」以上に期待を持って聞いた
自身に腹がたちます。
それでも唯一の救いは、グレッグ レイクのボ-カルが聞ける「ポセイドンの
めざめ」、「冷たい街の情景」にいくらか前作の面影を感じられることでしょうか。
当時はクリムゾンはロバート・フリップのバンドではなくイアン・マクドナルドとグレッグ レイク主体のバンドのような印象を受けたアルバムのひとつです。

傑作とは言いがたいが、聞いて欲しい。

はっきり言って傑作ではない。「キングクリムゾンの宮殿」と並べて遜色ないアルバムは「太陽と戦慄」だと言うことは、特にクリムゾンに詳しくない人間でもわかっているはず。「プログレ」と言うくくりをつけて言うならなおさら太陽と戦慄は外せない。クリムゾンの作品をアルバムで評価した場合、音楽全体に深刻かつ本質的な影響を与えたのは宮殿と戦慄である。他の評価の仕方でみたなら、音楽全体に対する「姿勢の正しさと、その継続」であろう。けしてポセイドンをけなしているわけではない。アイランドも、ポセイドンも、ディシィプリンも必聴名盤であるが、それぞれに意義が違うのである。ジャンルを代表し、かつジャンルの枠を超えて評価される作品としては、「In The Court Of The Crimson King」と「Lurk's Tongues In Aspic」だと言うことである。(ポセイドン)聞いて欲しいと書いている理由は、この作品を入り口に、ELPや、キングクリムゾン第二形態(フィリップ・ジョンウェトン・ビルブラッドフォード フォーマット)、の音楽世界を体験して欲しいと思うからである。
リザード
アイランズ
暗黒の世界
太陽と戦慄