「投資リスク」の真実―損をしない資産運用25の基本講座

「投資リスク」の真実―損をしない資産運用25の基本講座

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Label : PHP研究所
Studio : PHP研究所
ProductGroup : Book
ISBN : 4569614000
FormattedPrice : ¥ 1,470
PublicationDate : 2001-10
NumberOfPages : 302
EANListElement : 9784569614007
Manufacturer : PHP研究所
Author : 吉本 佳生
Publisher : PHP研究所
EANList : 9784569614007
PackageDimensions : 885811087
SKU : 001-94115

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   ベストセラー『金融工学の悪魔』の著者が説く、資産運用の基本。株取引の基本的なしくみや、資産運用のノウハウを解説した本や雑誌は多数あるが、本書はそれらと一線を画している。著者が説くのは、資産運用に関する言葉、計算、データなど、さも当然のごとくに用いられている知識の多くが、実は非常に誤解しやすいものだという点である。その誤解が、けっきょく株式投資の「無駄な損」を生み、資産運用を難しくしているというのだ。

   たとえば、「リスク」という言葉。その意味は「結果として損害を被る可能性」か「予想される最大限の損失額」か、それとも「結果の不確実性」か? 同様に「リターン」とはなんなのか? 著者はこうして、確率のゲームやクイズ、実際の資産運用の事例をもとに言葉の意味を問いただし、たとえば「ハイリスク・ハイリターンの商品」が、実はハイリスクだけだったりするからくりを暴いている。

   さらに、実質金利、物価や経済成長率といったマクロ経済データ、あるいはその変化率、グラフなどの見方や落とし穴も指摘。投資信託の宣伝でその複雑さを悪用したケースを示すなどして、教訓を導いている。また、株とギャンブルの確率計算を考察しながら資産運用の「合理的な選択」を論じるなど、じつに興味深い。

   確かに、著者が言うように、株式投資では「定義」や「基準」が複雑に入り乱れている。それにあいまいなままにしていると、複雑な金融商品なども理解できなくなるだろう。だれも教えてくれない、資産運用の基礎学力というべきものが、本書から得られるはずだ。(棚上 勉)

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